潮催煙城
いきなりですが告知です。
9/1 大阪・日本橋はCafe forestaにて14時スタート、
Balloon at dawn”Tide”リリース記念トークイベント に出演致します。
時間は18時までを予定していますが途中入出場可能にしたいと思ってますので予定の合間にちらっと覗いてくださるだけでもぼくらは嬉しがります。
登壇はBalloon at dawnのみんな、ビデオ出演の藤井愛稀さん、
更にKensei Ogataさんがスカイプにて参加。
当日の裏方兼MV監督として話すのがわたくし前田です。
自分用の台本準備し始めてますがこれ時間内に収まるかしら……。
幻の絵コンテとかも出せたら出しちゃう。
なんとか詰め込んでけたらと思います!予約は以下から
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4H7Rhs82RFvAl1Bm1JSj2UC-trWvgybtLMOOz3G_oF75qbw/viewform
そしてなんと9/7(金) 東京編も開催です。
Bar Space下北沢ERAのうえ(下北沢ERA 5F)にて19:00スタート。
こちらは春希さんが企画してくださいました。
大阪編ではバーチャル出演のKensei Ogataさんも生身での出演!
大阪とはMV解説のやり方変えようかな~なんて思ってますが、
質問あればなんでもお答えしますよ!予約は以下~
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSePVWLIfGanHDsHGk7cbpL33Kn4ohCiZ_wMmqgx733TWzabEQ/viewform
ビデオに関する質問やそのほか何でもsarahahへ……!
送ってくださった質問は大阪・東京両方のイベント当日、お答えできればと思います。
( https://kmcnmanm.sarahah.com/ )
参考までに現段階で
・連作3つのあらすじについて
・ロケ地について
・彼女はいますか?
という質問が来ています。
最後のはともかくとしてラフな感じでも突っ込んでもらえたら前田が喜びます。
よろしくお願い致します!
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それから......横柄な言い方になってしまいますがBalloon at dawnのライブとてもよかった!
たくさん本数見ているわけではないんだけど、レコ発とか節目のライブを見させてもらってる自覚はあって。これまでとは内面から洩れてる気迫が全然違ったな。とはいえみんな演奏はあくまでもクールというかフラットで、それが曲の温度感と合ってるからダレも疲れもせずという......。ライブアレンジも冴えてた。偉そうなことあんまり言うとアレな具合ですが、これから東京2本行かれる方はきっと楽しめると思います!迷っている方もぜひね!
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以下からスーパー自分語りタイムになりますが、
2,3週間経った気がするので告白しますと最近、煙草を吸っている。新しい仕事を任されるようになったから、趣味の方でも何か今までと違うことをはじめてみたくなったのだ。
それならむしろ嫌煙してたものくらいが視野を広げるにはちょうどいいかなあと考えて、文字通りケムリに手を出してみて、わかったこととしては時間の流れ方とその価値が変わるということ。
これはとても大切なことだと思う。
タバコミュニケーション如何については反論もあるので協調はしたくないが「どこかに移動しないと吸うことを許されない」という条件、これはリフレッシュするにおいてはむしろ功を奏している。
職場じゃデスクでスパスパ吸うわけにもいかないから、正面玄関にまで出て5分~10分黄昏たり、自分の部屋で吸おうにも台所に立つか、ベランダに出るかしないといけない。つまるとこパソコンの前を離れることになる。これがいい。作業から離れるスイッチの切替が身体のリズムとして実行できるのだ。
身体を害さにゃそんなこともやれんのか!と仰る非喫煙者様方の気持ちもよくわかる、この間まで自分だってそう思っていた。しかしぼくの場合、そういう自分こそ棲み分けがものすごく苦手な人間だった。
職場でも家でも同じようにフッテージを触っていると流石に頭の中がめちゃくちゃになる。悩みの詰まった箱から中身をいちいち取り出して除けて、窓を開けて空気を入れ替えて、なんてやるより自分からその場を移動すればまったりできる。
手っ取り早いのは後者だ。
その理由として煙草は良い。
それに、これは少し気取った言い方になってしまうけど「時間の流れ方が変わる」。
空気の流れが可視になる5分間/1本は、イスで背伸びするくらいじゃ得られない解放感。籠るタイプの人間に、これもまたうってつけ。
映画の喫煙シーンはきちんとやるべきだ、
って押井守が言ってた意味もようやく少し分かった。
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そういう”かつてワケの分からなかったもの”が年を取ると突然横っ面を殴ってくるみたいなことがこの頃どうにも多い。「ハウルの動く城」を見た。小さい頃あんまり好きな作品じゃなかったことだけ記憶の片隅にあって、金曜の晩だしゆっくりするかなあと何の気なしに金ローを流してたけど、かえってどっぷりのめり込んで疲れちゃったほど。
「風立ちぬ」が男の映画なら間違いなくジブリ屈指の女の映画ってこれだし、しかもどっちも大人向けだよね。ときめきは老いすら通り過ぎる、ってアニメでしかやれない画のロマンティックさだし、ドラマに着目すれば細かい部分で時系列のまたぎ方がえげつない。
ソフィーの見た目で惑わされてる人が多い(自分もそう)みたいだけど、細かいとこ突き詰めればそのえげつなさが浮き彫りになる。「ニンゲン合格」冒頭みたいなやり口をド中盤でやりよる。それもさりげなく。伝わるわけがない!でも励みになるわあ。
とことんやっちゃってわかんなくったっていいんだもん。
そういうエクスキューズは間違いなく観客の心に重層を生むね。
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それでこないだのトトロも同じように観たんだけど、ほとんど暗記してるくらい覚えてた。確かVHS買ってもらって再生できなくなるまで見たんだよなあ。
つーかあの映画怖すぎな。都市伝説云々も言われて当然だよ……笑
さつきが"良い子"で、しかもかわいくなけりゃあ成立していない物語。
これまた御大のやりたい放題だ。
思い返せばしんちゃん映画とトトロ、スターウォーズ旧三部作、ジュラシックパーク、バックトゥザフューチャー。それらは小さい自分にとって反芻するほど深みにはまる畏怖の対象(黒沢清も言ってたような……)であり、心躍る景色を見せてくれる圧倒的正義でもあった。
墓参り前の実家で幼稚園の頃、こどもちゃれんじで作ったアルバムを発掘。
読めば「映画監督になりたい」の文字。ちょっと泣いた。茨の道だよ。
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そんなきびしい暮らしの中、自己チューでいけないぼくにはすっかりわからなくなってしまった「夏曲ハズレなし理論」を振りかざす乃木坂のAKB化に泣き、アイドルネッサンス解散による”清廉さ”の不在に打ちひしがれる夏。心の空洞を正しくを埋められるのはいまfedressしかいない!と声高に叫びたい(ぼくのアイドル論はどうでもよくて、バンドとしての無二性が土台にあってとっても気になっています。みんな聴こう。2曲で映画撮りたい)。
ライブでは振付がつくみたい。新しいインディーポップだ……。
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短いけど宣伝も込みで今回は終了!
次回「天才はあきらめた」の雑感と、
Aマッソとyonigeにみる女性観について書きたい。
あくまで予定。